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自己分析をしていると「自分にいいところなんて何もみつからない、逆に悪い面ばかり見えてきた」と感じる方、そのお気持ちはよくわかります。

私自身、そのような気持ちに陥ったことが何度もあります。「うつになりそう」だなんて大げさなという人もいるかもしれませんが、まじめなあなたにとってはその分析自体が自分を追い詰める要素になっているのですよね。

そんなあなたにアドバイスしたいことがあります。

まず最初に言いたいこと、それは、採用する側はけっしてあなたを責めるために採用試験を行っているわけではないということです。

世の中には確かにひどい人もいますが、親切で優しい人たちも大勢います。

少なくとも今ネガティブな気持ちになりかけているあなたが想定しているより、まわりの人たちはずっとあなたに優しいはずです。

お互いのことをよく知って、事前のミスマッチを最小限にしたいというのが採用する側の人間の思いであって、むしろ、彼らはあなたにとって最適な職場を選択するための手伝いをしてくれている協力者なのです。

自己分析は、採用されてから「こんなはずではなかった」という思いをかかえないために必要なもの、つまりは、あなた自身の未来ために必要なものなのです。

「自己分析をしていたら自分の嫌なところばかりでてくる」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。普通、人は自分の嫌なところを認めたがらないもの。

その点から考えると、その謙虚さはこそがあなたの長所の一つですよね。また短所と言うのは裏を返せば、長所にもなり得るものです。

「仕事が遅い」とか「口下手である」という短所を突き詰めれば「ゆっくりと丁寧な仕事ができる」とか「寡黙で誠実である」といった長所として捕らえることも可能なのです。

偏った見方をしたり、ものごとの一面だけにこだわっているようでは、正しい自己分析はできません。

また、例え、短所であってもそれが仕事にプラスに左右する場合もあります。

私の友人の看護師さんは「血を見るのが苦手」という看護師として一見致命的な短所を抱えていましたが、そのことを冷静に受け止め「血を見なくて済む仕事」を探した結果、保育園で働くという仕事を選択し、今ではその仕事が楽しくてしょうがないと語っています。

短所を見極める自己分析が、新しい未来を開く可能性を秘めていることもあるのです。

人生には辛いこともたくさんありますが、それ以上に楽しいことは山ほどあります。

私自身、うつ病になりがんを患い、もうだめだと思ったことが何度もありましたが、今ではこうして笑顔で毎日を送っていられます。

闇が永遠に続くように思えても必ず光はさすのです。就職活動は大変な作業ですが、この時期の大変な思いは、必ずあなたの今後の大きな支えになります。

うつむかずに前をむいて、時々息抜きをしながら、理想の就職先を勝ち取ってください。乗り越えたあなたには、輝かしい未来が待っているはずです。