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書店へ行くと様々なタイトルの本が並んでいて、どれを買うべきか迷いますね。

私も、パソコン関連やビジネス書のコーナーで、本を探すことがありますが、似たようなタイトルから本当に必要な本を選ぶのに苦労します。

ところで、『絶対』という言葉は、まともな銀行員や証券マンの間では禁句です。

彼らはどんなに良い金融商品でも『絶対安全』とか、『絶対儲かる』とは言いません。なぜなら『100%=絶対』ですので、まぐれ当たりでも奇跡でもそうならない可能性があれば、100%の保証はできません。

そういう意味では、『絶対内定』のタイトルは怪しいと思って下さい。

内定と言うハードルを超えるために一生懸命になっている人間の心理に訴えて本を売りたいと言う、出版社の意図が強く表れています。

もう少し屁理屈を述べますと、内定を出すのは、その本を書いた著者でも出版社でもありません。企業の採用担当者です。ですから、『絶対』とは言えないはずです。

但し、使うのはあなたです。あなたの知識や経験によっては役立つ内容かも知れません。一般の書店で売られている本ならば必ず良いことが書いてあります。

もし、あなたが気になるのであれば、本のタイトルは一時に忘れて少し内容を確認する事をお勧めします。あなた自身で判断できなければ、社会人の先輩に参考意見を聞くのも良いと思います。

もしかしたら、その本を買うより、意見を聞いたこと自体がより意味のある事になるかも知れませんよ。

では、少し視点を変えて自己分析の目的を考えてみましょう。

自己分析は、これまでの自分自身の生い立ちや経験などから、自分の性格、得意・不得意、他者より優れている点などを洗い出し、自己実現の為にどんな事で社会に貢献し、その為にどんな企業に就職すれば良いかを分析する事だと思います。

これは、自分自身で考えても答えは出るはずです。でも多くの人は、自分の答えに自信が持てません。企業の採用担当者が思っている内容と乖離しているのではないかと心配になります。

そこで、他人の意見を求めます。なるべく高学歴の人、高収入の人、著名人などを選びます。自分の両親を選ぶ人は、殆どいないでしょう。

両親の場合、どうしても日常の醜態ばかりが見えてしまいますから。その中で最も他人に気を遣わず、気軽に情報を得られるのが書籍ですね。

でも、著者から読者への一方通行ですから間違った理解をしても指摘してくれません。あなたがどのように理解したかは、あなたしか判りません。結局は、あなた次第だと思います。

結論として、『絶対内定』という本で自己分析する事が悪いとは思いませんが、『絶対』という言葉は鵜呑みにすべきではありません。

買う前に少し中身を確認し、場合によっては先輩等に相談しましょう。

そして、いろいろな情報を総合して、あなた自身の考え方で自己分析するか、いろいろな情報を踏まえたうえで、この本を買い、その方法に沿って自己分析するのが良いと思います。

最終的に内定を出すのは『絶対内定』という本ではありませんので後悔しないよう、自分自身の考えをしっかり構築しましょう。