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就活の基本みたいに言われる「自己分析」ですが、「正直言って、自己分析をするのは馬鹿馬鹿しい。本当のところは、どうなんだろう?」と思うこともありますよね。

あなたが今感じているそうした疑問を、私も抱いた経験があります。私のささやかな経験から、本当のところはどうなのか、私なりの考え方をお話ししましょう。

「自己分析」って、ほんと、よくわからない作業ですよね。「自己分析なんてしなくても、自分の強みや長所はわかるし、適応性もわかっている。

だから、ミスマッチの心配もないし、自己PRだって問題なくできる」と、当時の私は思っていました。だけど、周囲はみんな自己分析をやっているので、ちょっと不安になったことは事実です。

で、結局どうしたのかというと、先輩などからのアドバイスに従って、自己分析することにしました。それもけっこう本気で、人より丁寧にやったんですよね。そのおかげで、志望する企業の内定をもらえたと思ってます。

就活っていうのは、「自分を企業に売り込む作業」ですよね。言ってみれば、ほとんど経験のない新米セールスマンが、飛び込み営業で自分を買ってくれる会社を探すようなものです。

しかも、飛び込み営業の相手側企業は、「より優れた商品(人材)を見つける目利き」と言っていいでしょう。

そんな相手に自分をセールスするためには、商品に関する正確な情報を把握し、商品の魅力、つまり「強み」について、説得力のあるプレゼンをする必要がありますよね。

自己分析をしなくても、自己PRはできます。けれど、多くの場合、説得力のあるプレゼンにはなりません。

たとえば「私はチャレンジ精神旺盛です」とアピールしたとしましょう。目利きである企業の担当者は、その裏付けとなる具体例や、「どうしてそれがチャレンジ精神旺盛であることの裏付けになるのか」など、次々と突っ込んだ質問をしてくるものなんですよね。

場合によっては、「それはただ無謀なだけで、チャレンジ精神とは関係ないのでは?」などと突っ込まれることもあります。

答えに窮してしどろもどろになったのでは、その飛び込み営業は失敗に終わるでしょう。

そうしたことを避け、目利きである担当者に「なるほど」と思わせるためには、自分について深掘りして、自分という商品の性能や機能、「ウリ」を正確に把握し、それをきちんと論理的に説明する必要があるんですよね。

そのためには、どうしても、自己分析が必要になってくるんです。

また、自分について間違った自己評価をしていたために、ミスマッチな企業に応募してしまう、ということが実際にあるんですよ。そうした間違いを避けるためにも、自己分析によって、自分を知ることが必要になると思います。

ポイントは、「自分を売り込む相手は目利き」というところです。目利き相手にセールスするのですから、商品知識に関する万全の準備が必要になります。

そして、そのために有効なのが、自己分析ということになるわけなんですよね。参考にしていただけると、幸いです。