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自己分析にはさまざまな方法がありますが、その中の一つ「エゴグラム」による自己分析をする際、「このやり方の分析って、ほんとうに効果があるのかな?」と疑問に感じることもありますよね。

実は私も就活中に「エゴグラム」を勧められ、「その有効性は?」と頭を傾げたことがあるんです。

そんな経験者の一人として、エゴグラムについて、お話ししますね。

その効果ですが、私の結論としては、「自分の性格傾向を知るための情報の一つとして活用すれば、就活に役立つ」ということになります。

エゴグラムについての詳しい説明は、ここでは省略します。要するに、人間の性格傾向、自我のあり方を5つのタイプに分類し、「自分はどんな傾向が強い人間か」を知るのが、エゴグラムですよね。

歴史もあり、評価もされている方法ですから、その方法自体の信頼性は間違いないと考えていいでしょう。

ただし、エゴグラムの結果に頼りすぎるというのはよくありません。

たとえば、エゴグラムの結果、あなたが「NP」のタイプに当てはまることが分かったとしましょう。

NPは「お母さん的性格」とも「世話焼きおばさんタイプ」とも呼ばれますが、要するに人に寛大で情に厚く、面倒見がよく、少々おせっかいな傾向がある性格と理解していいでしょう。

たしかに、あなたにはその傾向が強いとしても、人間には多面性があります。同時に「A」つまり、客観性があって冷静、計画的というのも、あなたの性格の大きな特徴かもしれません。

実際に、「冷静で計画性のある世話焼きおばさん」はたくさんいるわけですし。

それを、「自分はNPなんだ」と決めつけ、自分の中にある「A」の要素を無視してしまうのは、賢明なやり方ではありませんよね。

応募する企業の業種や職種によっては、「A」の特徴を強みにして自己PRした方が、良い結果に結びつきやすいということも大いにありえます。

また、自分の性格を知るためには、自分自身で分析したり、身近な人に指摘してもらったり、つまり、自分を含めてあなたのことを知っている人の評価や分析も大いに効果があります。

そうした、あなたを知る人の「声」を無視して、エゴグラムだけに頼ってしまうのも、少々リスキーではないでしょうか。

ですから、エゴグラムは、あなた自身を知る上で参考になる「情報の一つ」だと考えたほうがいいと思うんですよね。

よく、医療の世界でセカンドオピニオンの有効性が指摘されますけど、それと同じではないでしょうか。

「なるほど、自分の性格をこんなふうに診断することもできるのか」という意識を持って、エゴグラムを利用した方がいいと思います。

繰り返しますが、エゴグラム自体は信頼性の高い方法ですから、試してみることに何の問題もないでしょう。

要は、それを上手に生かそうという意識を持つことだと思いますよ。効果があるかどうかは、使い方次第ということなんです。