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就活生は一生懸命自己分析をして面接に挑みます。採用面接官の立場でそれらに触れると、とても大きな努力の跡を感じて、関心します。

一方で、実は、退屈な自己分析が多いのも事実です。

バイトやサークルやボランティアの経験から、リーダーシップがあるとか、協調性があるとか、そんな主観的な論拠がほとんどだからです。

学生なのだから、その程度で仕方がありませんが、もっと一味違う分析をして就活に挑んでほしいと思っています。あなたも、面接官を退屈させないような自己分析を行いたいから、こうやって調査をしているのですよね?

素晴らしい心がけだと思います。

これから、経営コンサルタントという立場から、簡単なフレームワークを使った自己分析手法をアドバイスしようと思います。

手法は、『SWOT分析』というフレームワークを使ったものです。

これは経営学修士などで必ず習う企業分析の手法ですが、個人の能力の分析にも活用できます。
論理的に表現できるため、面接官を退屈させない自己PRにつながります。

まずは大きな紙に田んぼの「田」のような4つのハコを書きましょう。そこに、SWOTの文字を、左上、右上、左下、右下の潤に書き込みます。

SWOTの「S」は強み (Strengths)、「W」は弱み (Weaknesses)、「O」は機会 (Opportunities)、「T」脅威 (Threats) を意味します。

  • 「S」と「W」は自分自身に関係した分析です。
  • 「O」と「T」は外部環境に関係した分析です。

自分の強みや弱みはなんだろう?自分にとって、外部環境から受ける機会、脅威はなんだろう?

とにかく、あまり迷わずに、できるだけたくさんの情報をそのハコに書き込みます。悩まずに思いつくまま書き込むのがコツです。

数とスピードが勝負で、字の丁寧さや正確さは一切関係ありません。するとどうでしょう?自分自身のことと、自分が置かれている状況が、だんだん理解できるようになります。

例えば、自分は明るさや前向きな性格が強みだ。でも、大雑把で簡単なミスをしてしまいがちである。自分の周りには優秀な大人がたくさんいて、アドバイスをたくさんもらえる環境にいる。

でも、ゼミの選択を間違えて、実践的な学びができない環境に置かれてしまっている。いかがでしょうか?自分自身と、自分が置かれている状況が客観的に分析できたように思えませんか?

ここからがコツなのですが、分析をして終わらせず、「それではどうすればいいのか?」を必死で考えるんです。

分析結果をもとに、自分が活躍しているイメージや、避けるべき事態を徹底的に想定します。どうですか?自己分析だけじゃなく、これから何をすべきかわかってきませんか?

面接官は、正直、ポジティブな自己PRにうんざりしています。学生は得意になって考えぬいた自己PRをしているつもりでも、面接官は耳タコで退屈しているわけです(笑)

そんな中、あなたはコンサルが使う分析手法で客観的に自己分析を披露します。「おおお?」って、目が醒めますよね(笑)

実際の面接ではもうひとつコツがあります。弱み、ネガティブな情報を積極的に伝えるんです。先ほどの例では、「わたしはおっちょこちょいでよく簡単なミスをします」と言い切ります。

でも、こう続けます。「自分の特性を理解しているからこそ、普段からチェックしてもらえるように先輩と人間関係を築くなど、ミスに備える努力を怠りません」と続けます。

ネガティブな「弱み」を客観的に理解し、その対策をするという姿勢を見せることで、むしろポジティブなPRに変えるんです。

どうでしょうか?外資系コンサルのフレームワークって、結構役に立つな、と思ってもらえたでしょうか?

あなたが科学的手法を駆使して自己分析し、狙った内定を勝ち取り、世の中の価値の総量を増やし続ける仕事ができることを、心から期待しています!