新卒の就活では自己分析をするのが必須と言われていますが、自己分析でやりたいことをみつけることは可能なのでしょうか。
私も就職活動の際に自己分析をどうやるべきかわからず、ずいぶん迷いました。自己分析をすることによってやりたいことをみつけるというのもどうしたらたどり着けるのか、初めの頃は全くわからなかったです。
しかし、自己分析の真の目的こそ「自分のやりたいことをみつけること」でもあります。自己分析でやりたいことを見つける方法についてご説明していきましょう。
自己分析と考えるととても難しく感じてしまい、自分は本来どのような性格なのか、どのような志向があるのかを明確にしなければならないと思ってしまいますね。
自己分析のやり方もたくさんありますし、一概にどの方法が間違っている、正しいというものでもありません。
自分の目的に沿った自己分析のやり方を探してみましょう。
自己分析でやりたいことを見つけるためには、まずは仕事や就活から離れて自分がどんなことが好きなのか、何をしている時に楽しいと感じるのかを書き出してみましょう。
友達を話している時が好き、一人で寝ているのが好き、もくもくとプラモデルを作るのが好き、など何でもいいです。とにかく思いつくままに自分の好きなことを書きだしてみましょう。
できれば10項目ぐらいはあった方が良いですね。そうして書き出した項目の中で何か共通点をみつけてみましょう。
バラバラな好きなことでも何か共通のことはないでしょうか。例えば一人でいるのが好き、とか何かを作るのが好き、とか人に喜んでもらえるのが好き、とか、何らかの共通点が見えてこないでしょうか。
全ての共通する項目ではなくとも一番多く当てはまるようなことでも良いです。次にそれを仕事にするとどんな仕事が思い浮かびますか?
物を作るのが好きならば、設計者、調理師、パティシエ、デザイナー、製造などがありますね。人と話すのが好きならば、販売、飲食店の店員、窓口や受付がありますね。
旅行や好きならば、ツアーコンダクターや旅行会社、キャビンアテンダントもいいですね。ひとりで何か作業をするのが好きならば、ソフトの開発や、アート関係、データ入力などもあります。
自分の好きなことの共通点から思い浮かぶ職業の中にあなたがやってみたい職業はありますか。もし見つかればそれが、あなたのやりたい事に繋がるのではないでしょうか。
就活の自己分析と考えるからいろいろ難しくなってしまいます。まずは自分が好きなことから考え初めて、それが実現できそうな職業というものを思い浮かべてみましょう。
これも自分のやりたいことをみつけるための立派な自己分析になります。